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読書記録
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“「あの惨めな生き物を見るがいい。あの点は、わたしたちと同じように生きている。だが、次元を持たぬ深淵に閉じこめられているのだ。生き物自身がその世界であり、宇宙だ。自分というもののほかはなにも考えられず、長さも幅も高さも知らぬ。なぜなら、そういったことを経験したことがないのだから。2という数すら知らない。さらに大きな数のことなど考えたこともない。なぜなら、あの生き物自身がひとつにして全きもの、本物の無であるからだ。しかるに、あの完璧な自己満足を見るがいい。あれを見ればわかるだろう。己に満足することは、堕落であり無知であり、ただ闇雲に無力な己に満足しているよりは、大志を抱くほうがよいのだ。」”
—
エドウィン・アボット・アボット 「フラットランド」
10章「スフィア氏が、夢のなかでわたくしを励ました顛末」
スフィア(ポイントランドの王に関して)
冨永星訳 日経BP社 2009年
∞
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20 Dec
2010
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